ハーヴェスト出版
乙女遊戯『水滸伝』はみだしコラム、出張版.1

『水滸伝はみだしコラム』とは?
「乙女遊戯水滸伝」についている取り扱い説明書の、要所要所にあるコラム。
徽宗ちゃんと高イ求(キュウ)ちゃんの2人が、ゲーム内の要素を楽しく語るぞ。



 ●乙女遊戯との出会い
(どたどたどた……)
高ちゃん高ちゃん! 一緒にこれやろう!
は? なによいきなり。
えっとね 『乙女遊戯 水滸伝』 だって。
なんで徽宗ちゃんがそんなもの持っているのよ。
いったい何処で手に入れたの?
このまえ宋ちゃんが来たときに、「お土産」だって言って置いてってくれたの。
(あの馬鹿……)
(宋江:へくちっ! あれ〜、風邪かな〜?)
ところで徽宗ちゃん。遊ぶのは構わないけど、あんたルールわかってるの?
わかんない。
ハァ……。それでよく「一緒に遊ぼう」なんて言えたわね。
だって面白そうだったんだもん。
分かったわよ。そのゲームならあたしも知ってるから、教えてあげるわよ。
ほんと!?
だって徽宗ちゃん、ちゃんと遊ぶまであたしの仕事邪魔してくるじゃない。
そんなことしてないよ。
早くお仕事終わって遊べるように手伝ってただけだよ。
あれ手伝ってたの!? ま、まあいいわ。ちょっと認識の違いはあったけど。
とにかく説明してあげるから、そこに座っておきなさい。
はーい。



 ●ゲームの遊び方、いろいろ
まず、このゲームには3つの遊び方があるわ。
プレイする人数も遊び方によって2〜6人まで変化するの。
そんなにあるの?
まず、「デッキ構築型対戦ルール」。2人でこのカードを全部使ってオリジナルの「デッキ(カードを選んで束にしたもの)」を作って対戦する遊び方よ。

デッキ構築型対戦ルールの場合のプレイイメージ


2つ目の遊び方は、「山札共有型対戦ルール」
基本的なルールはデッキ構築型と同じだけど、いくつか違う点があるわ。
やまふだ? きょうゆう?
1つ目とどこが違うの?
最大の違いは、文字通り山札を共有すること。
中央に置かれているカードは自分のものであり、同時に相手のものでもあるわ。

山札共有型対戦ルールの場合のプレイイメージ


3つ目は「多人数参加型対戦ルール」。
その名の通り複数人参加で、最大6人で行う群雄割拠な遊び方よ。
わわっ。6人まで?
それじゃ、みんなであそべるね〜。
これは他の二つとは遊び方が違うわ。遊び方はかなりシンプル。
まあ、一番の違いは戦闘ごとにサイコロを振ることだと思うけど。

多人数参加型対戦ルールの場合のプレイイメージ


ふええ。いっぱいあるね〜。
どれが一番面白いのかな?
それぞれ毛色が違うから、どれが一番とはいえないわね。
考えるのが好きな人なら「デッキ構築型」を勧めるし、二人ですぐに遊びたいなら「山札共有型」がいいわね。
もちろん、人数が多いなら「多人数参加型」がシンプルで遊びやすいわ。
ふむふむ……。
まあ、今回は二人しかいないし、それなりに時間もあるから「デッキ構築型」にしましょうか。
わかったよー!



 ●カードの説明
さて、どのゲームをやるにしても最初にしなきゃいけないのはカードの説明ね。
人が描いてあるのと、場所みたいなのと2種類あるけど……。
その通り。大雑把に分けて「人物カード」「土地カード」の2種類があるわ。
「人物カード」はその名の通り、百八星やそれにかかわる人たちの描かれたカード。「土地カード」は砦や河とか、人物が根城にしていたようなところね。
数字とか色々書かれているね。
一つ一つ説明していくわね。まずは人物カードから。
148種類のカードがそれぞれ1枚ずつ。合計148枚入っているわ。
人物カード説明
ふぇっ! こんなカードが148枚も!? 覚えられないよー。
全部のカードを把握しなくても、そこまでゲームプレイには困らないから大丈夫よ。
どうしても気になるのなら、あとでカードリスト作ってあげるわ。
ありがとう高ちゃんー♪
次に、土地カードね。
これは15種類のカードがそれぞれ2枚ずつ、合計30枚入っているわ。
土地カード説明
これとこれはー? 絵は同じ「山砦」だけど書いてる文字が違うー?
そうね。土地カードの絵柄は、砦、山塞、河川、繁華街、竹林で5種類。
さらに、それぞれ土地の絵柄ごとに「★」「★★」「★★★」の3種類の価値が設定されているから、合計すると15種類ね。
そうなんだー。
じゃあ、人物に比べて土地の傾向は覚えやすそうねー。
(なかなか鋭いトコついてくるわね……)



 ●デッキを作ろう!
さて徽宗ちゃん。
カードの説明も一通り終わったし、デッキを作るわよ。
デッキ?
さっきも言ってたけど、デッキってなに?
徽宗ちゃんが使いたい人物を40枚10点分の価値の土地を決めるのよ。
まずは、この人物カードを適当に半分こ(74枚ずつ)、土地カードも半分こ(15枚ずつ)にして……と。はい、こっち徽宗ちゃんのぶんね。
半分こするときの分けかたは、てきとう?
そうね。とくに分けかたは決めてないから、好きなように分ければいいと思うわ。
もし偏るのがイヤなら、土地カードは15種類が2枚入っているから、それぞれ1枚ずつ分ければいいんじゃないかしら。
(カードを受け取って)
半分こした中から、使いたい子を40人選べばいいんだね!
そういうこと。
……
…………うーん。
どうしたの?
いっぱいあってよくわからないよ!
なんかコツみたいなのってないの?
登用コストごとに分けるとわかりやすくなるわよ。
それぞれの属性の登用コスト0のカードの枚数を見ながら、どの属性なら登用コストの高いカードを出しやすいかとか、 武力や智力が高いカードを出すにはどんな属性コストが必要になるのかとかを考えていくの。
登用コストって?
登用コストは、人物カードの左上に描かれた●印のことね。
土地カード説明
●が多いほど登用コストが高い……つまりなかなか場に出しにくいカードなの。
逆に、●がないものは、コストなしで場に出せるわ。
ふむふむ。
登用コストは、場にいる人物を放浪させる必要があるから、放浪すべき人物がまだ場に出ていないゲーム序盤では、 コストのかかる人物は配置しづらいのよ。
序盤から出せる、登用コストの少ない人物をある程度入れておいたほうがいいわ。
なるほど!
コスト0のカードをいっぱい入れればいいんだね!
まあ、それでもいいけど……。コスト0のカードはそんなに強くないから、ゲーム後半で対戦相手に強い人物が出ちゃうと、手も足も出なくなるかもしれないわよ。
それぞれの属性の登用コスト0のカードの枚数を見ながら、どの属性なら登用コストの高いカードを出しやすいかとか、 強いカードを出すにはどんな属性コストが必要になるのかとかを考えていくの。
つまり、宋江ちゃん(コスト●●)を登用しやすくするには……。
赤(仁)でコスト0のカードをいっぱい入れればいいんだね!
そーゆーこと。
慣れないうちは属性を1つか2つに絞ると、わかりやすいし、効率よくカードが出せるようになるわ。
でも、どのくらいの枚数入れればいいんだろう……。
目安としては、「コスト0 : 20枚」 「コスト1&2 : 14枚」 「コスト3&4 : 6枚」くらいがやりやすいかもね。もちろん、手元にあるカード次第だけど。
色々考えなきゃいけないんだねー。
このデッキ構築が一番楽しい、っていう人もいるのよ。
まあ、とりあえず作ってみましょうか。
(むー。義のコスト0が少ないなー。強いカードが出せないかも……よし、だったらいっそ、仁と勇だけで作っちゃおう! ……あれ? なんか智の高いのばっかり?)
土地も忘れちゃだめよ。★10個分までだから注意すること。
あれ? 人物カードと土地カードって、どっちを先に選ぶの?
どちらでも構わないし、同時でもいいわ。《水軍》の得意能力をもつ人物を集めたのに、『河川』の土地が無かったとか笑い話だしね。両方確認して作ればいいわよ。
(防御が高いほうがいいよね! 砦をいっぱいだ!)
……よし、できたー!
あたしもこれで完成っと。じゃあゲームを始めましょうか!



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(次回更新では、対戦の様子をお送りします)



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