ハーヴェスト出版

 ■乙女遊戯『水滸伝』 より楽しいゲームプレイのために
久々の更新は、この前サポートページで予告していたやつだね?
そそ。ゲームルールとは直接関係ない質問とか、 乙女遊戯水滸伝をより楽しむためのルール提案とかね。

1. 遊びかたのアレンジ
2. 乙女遊戯水滸伝 世界観Q&A



 1. 遊びかたのアレンジ
ゲームルールは、原則的には「取り扱い説明書」や「カード」に書かれている内容に準じますが、 プレイヤーの皆様が「こうした方が面白い」という遊びかたを思いついた場合、 それらのアレンジを施していただいても問題ございません。
もし面白いアレンジを思いついたら、お便りをいただけると開発者一同喜びます。

以下、公式なルールとしての採用はしていませんが、開発時に提案されたアレンジルールを3つ紹介します。



★ 乙女遊戯水滸伝を複数セット使用した遊びかた
具体的なルールのアレンジの例ですが、たとえば……
 「デッキ構築型対戦ルールの際、デッキを構築するまでに時間がかかる。
  事前に構築したものを持ち寄りたいが、相手とカードが重複してしまう」
 「双方のプレイヤーが、148枚の中から自由にデッキを構築したい」

という場合。
乙女遊戯水滸伝を2セット使用し、それぞれのプレイヤーが全148種の人物カードの中から デッキを組むようにしていただく遊びかたも、「あり」だと考えております。

さらに、各プレイヤーが乙女遊戯水滸伝を4セット使うことで、1種のカードを1デッキに最大4枚混ぜての デッキ構築を行う遊び方も、ありだと考えております。
(水滸伝の世界観を考えると、それぞれの人物は一人ずつというのが望ましくはあります。ですが、 ゲームとしての楽しさを広げるためにプレイヤーの皆様がこういった工夫をされることは、我々は歓迎します)


★ 初期手札事故への対応
また、たとえば
 「デッキ構築型対戦ルールで、引いた初期手札にコスト0の人物がいなかった」
という場合。いわゆる「手札の事故」というヤツです。
1ターン目で登用できる人物がいないために人物の初期配置ができず、 一方的な戦いになってしまうという危惧がございます。
この対策のために、双方のプレイヤーが合意の上で、何らかの「初期手札の交換ルール」を 参加プレイヤーの合意の上で導入していただくような事も、「あり」だと考えております。

例として、
 ・初期手札が気に入らなかった場合、3回まで交換していい。
 ・手札枚数を1枚減らすことで、手札を全交換できる。
 ・初期手札は、カード10枚のうちから5枚を選ぶことができる。
などといった独自ルールをプレイヤーの皆様で導入していただくことにより、初期手札の事故は多少緩和することができます。

なお、乙女遊戯水滸伝では、土地が破壊されたらそのターンの戦闘が終了しますので、 他のカードゲームに比べて、初期手札の事故に対してはそれなりにリカバリーが可能なつくりになっております。


★ 多人数対戦ルールの初期頭領の変更
「多人数対戦ルールで、配られた頭領の能力値や属性に不満がある」という場合。

実際に一度通してプレイしていただければわかるのですが、 最終的なゲームの勝敗を考えると頭領の能力値はそこまで問題にはなりません。
また、能力値の低い頭領には初期手札での優遇がつきます。

ですが、どうしても気になるという場合は、
 ・最初に3枚カードを配り、その中から初期頭領を選択できる。
 ・頭領に不満がある場合、ゲーム開始前に2回だけ交換ができる。
など、ゲーム開始前に頭領を交換できるやりかたを導入するのもありだと考えております。



 2. 乙女遊戯水滸伝 世界観 Q&A
前回掲載のQ&Aはゲームルールに関してのものでしたが、今回は
もう少し幅を広げて「世界観についてのQ&A」をお届けします。


「放浪」って何? 登用するためのコストを支払うのに、なぜ放浪するの?

水滸伝世界では、新たな仲間を加える際に「誰かを説得するための旅に出る」というものがよく見られます。
乙女遊戯水滸伝では、水滸伝世界観を継承する意味で、登用コストに「放浪」という概念を導入しております。



じゃあ、×コストってなに?

登用するために×コストを支払う必要があるのは、百八星以外の人物……つまり水滸伝世界では梁山泊に敵対していた人物たちになります。
百八星のうち何人かを犠牲にして、ようやく倒せる・ようやく仲間にできるくらいの人物だったと考えていただければと思います。



多人数参加型ゲームルールで、攻撃側が負けたとき(防御側が勝ったとき)に 「戦果」や「土地の移動」がありません。これはなぜ?

世界観や、皆でワイワイ遊ぶ楽しさを検討した結果、 「自分の手番のときのみ、戦果や土地を増やせる」という現在のルールになっております。
土地の移動に関しては、「相手から土地を奪うには、相手の土地に攻めこむ必要がある」というのは、 自然にご理解いただけるかと思います。 デッキ構築型・山札共有型の対戦ルールでも、土地は自分の手番でしか動きません。
戦果に関しては、防御時にも戦果を得られるようにしてしまうと、強い人物を保有しているプレイヤーの 有利さが跳ね上がってしまいます。これは皆でワイワイ遊ぶには不向きだと判断しました。

このため、多人数参加型ゲームルールでは、攻めた側が勝利した場合のみ戦果・土地を得ることができるようになっております。

なお、2人対戦ルール(デッキ構築型・山札共有型)の場合は、
  ・戦果の発生は「撤退した」or「撤退しない」に依存。
  ・土地の移動は「迎撃」or「籠城」に依存。
となっております。混乱なきようお願いいたします。



デッキ構築型対戦ルールで、防御時の「籠城」と「迎撃」の違いは?

「迎撃」は、そのへんの原っぱや川原での戦闘と考えてください。
相手が来るまで待ち構えることで、火で攻撃したり(火計)、川をせき止めて氾濫させたり(水計)といったことが仕掛けられます。
負けた場合も、迎撃に出た土地から退くだけなので、土地を失うことはありません。

逆に「籠城」は、城や土地に立てこもった防衛です。
そのため、負けるとその土地を失ってしまいます。
籠城戦で水計や火計を選択できないのは、「守るはずの土地」「奪うはずの土地」が台無しになってしまうから……など考えていただければわかりやすいと思います。



《水計》と《火計》の違いが、覚えにくいんだけど?

得意能力の《水計》《火計》は、両者とも
  「手札を1枚捨てて智力で勝負、籠城戦では使えない」
  「負けた人物が撤退をしなかった場合は捨札になってしまう」
という部分が同じです。
違うのは、「《水軍》の影響の有無」「負けて撤退をした場合の扱い」という部分だけ。 このため、どっちが《水計》でどっちが《火計》なのか少々混乱してしまうことがあるかもしれません。
そういった場合は、原作となる「水滸伝」の世界観を元に考えていただければ、 理解しやすくなります。

《水軍》の能力があると《水計》の影響を受けないというのは、自然に納得いくかと思いますので割愛。
「《水計》で負けた側が撤退すると、手札に戻ってしまうという」というルールは、 《水計》により遠くに流されてしまうため、通常の撤退(放浪置き場に移動)よりもさらに 復帰しにくい場所(手札)まで戻されてしまうとお考えいただければ、 わかりやすいのではないかと思います。

なお、得意能力として《水計》と《火計》のどちらを持っているかは、原作となる「水滸伝」作中で、 該当人物が行った行動によって決められているようです。
なお、《水計》の得意能力を持つ人物は14人、《火計》の得意能力を持つ人物は36人登場します。



妖術を使うと放浪してしまうのはなぜ?

妖術使いは、味方にとっても不気味な存在なのです。
妖術使いだということが仲間にばれると気味悪がられてしまうので、 ほとぼりを冷ますために放浪の旅に出てしまうのです。

妖術を駆使する人物は、修行に出たり師匠に呼ばれたりと、なにかと戦線を離れる事が多かったようです。
その表現として、妖術を使ったあとは放浪に出るようになっているそうです。

なお、《妖術》の得意能力を持つ人物は、7人登場します。



説明書冒頭の文にあった「酒屋のしびれ薬」がゲーム中に登場していません。
これはいったい?

開発当初は、「酒屋」という、しびれ薬で相手の人物を暗殺する得意能力がありました。 その得意能力を持つ人物は、水滸伝作中では酒場で働いています。
ゲームバランス調整の結果「放浪置き場の人物を捨札にする」という特殊能力に変わりましたが、 この特殊能力が「酒屋のしびれ薬」にあたるものだと考えていただければと思います。

原作となる「水滸伝」の世界では、梁山泊の東西南北にそれぞれ酒場がありまして、 百八星のうち何人かが、その酒場の亭主・店員として働いていました。
その酒場では、普通の酒場としての営業以外にも、旅人が立ち寄った際にしびれ薬で暗殺したり、 しびれ薬で眠らせている間に人質を取って仲間にしたり……といった行動が多々見られます。
相手の放浪置き場にある人物(=旅の途中で酒場に寄った人物)を、捨札にする(=暗殺する)という 能力なわけですね。




ゲームの原案になっている「水滸伝」の世界観をもっと知りたい!  って人は、人物説明や年表も充実している「乙女絵巻 水滸伝」もよろしくねっ!
え? 徽宗ちゃん何それ!? 宣伝!?





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